最低賃金の改定について
10月は最低賃金の改定がおこなわれます。
全国平均の時給は1050円となり、最低賃金が1000円を超える都道府県も15を超えます。
最低賃金は上がっても免税点は上がらない
最低賃金が上がることは、収入アップにつながるため、良いことでしょう。
しかしながら、扶養の範囲内で働きたい人にとっては、悩ましい問題であると思います。
ここ数年で最低賃金は右肩上がりで上昇しています。
しかしながら、所得税や住民税の免税点(所得税がかからない、扶養範囲内、いわゆる103万円基準)は変わりません。
配偶者特別控除の拡充はありますが、配偶者のみの措置です。
最低賃金の上昇に合わせて、103万円基準も見直すべきではないかと思います。