確定申告は年末から始まっている
年が明けると確定申告の準備を進めるかと思います。
しかしながら、年が明ける前に準備をしておくことが重要です。
そのポイントを簡単に説明いたします。
●売上や経費は年が明けてから確定するものではない。
確定申告、特に事業所得を営む納税者が一番苦労するのが、売上や経費などの数字をまとめることです。
しかしながら、年明けてからおこなうのではなく、毎月集計をすることが大切です。
確定申告のためではなく、毎月の収支を見るという観点でも重要なことです。
●情報の整理をおこなう。
事業所得以外にも医療費やふるさと納税で確定申告をするという方も多いと思われます。
こちらも、事前に何をいつまでにおこなうか、どう情報を整理するかが重要です。
ふるさと納税であれば、サイトからデータをダウンロードでき、それを国税庁の確定申告作成コーナーに取り込むことが可能です。
このようにITの力も借りながら、効率よくおこなうことも重要です。
●12月末までには11月の数字をまとめておく。
上記により、スケジュールとしては、11月までの数字は12月末までにおこなっておくべきです。
また、ふるさと納税などを考えている方は、自身の数字がわからないと控除限度額以上の寄付をしてしまう可能性もあります。
何事も先んじておこなうことにより、いくつものメリットがあるといえます。